チャレンジクラブ最終日

2016年02月24日

2016/02/20(土)チャレンジクラブ・研究会
チャレンジクラブ最終日の振り返り
最終日は、卒業式の練習にもなるということで、チャレンジクラブの修了証を渡す行事にした。
小中学校の卒業式と同じような流れを考えた。
1.会場の準備(机・椅子を下げる、メンバー分の椅子を並べる)
2.廊下に順番に整列
3.入場
4.担任の呼名で修了証をもらいにいく
5.先生代表のことば
6.子ども代表のことば
7.全員合唱
8.閉式の言葉

※県発達障害者支援センターから4名の参加。

<感想など>
〇特別支援学校では、マンツーマンで付く事も多く、集団に入れない子もいる。自分の気持ちを伝えられないで行事に参加して、後でパニックになることもある。今日は、自ら提案したときに、自分の気持ちがよく言えたね、と認めることで次のステップにいけるのではないかと感じた。
〇いつもの自習の時間が無かったので、気持ちもいつもと違ったのかもしれない。
〇自習がなかったので心構えが持ちにくかったのではないか。去年は歌の練習をしていた。今日は流れの確認だけだった。心構えをつくるために歌の練習をしてもよかったのでは。Hさんの行動が目立たず冷静であった。不安が多い子どもだが、今日はしっかり行動していた。
〇Hさんは、去年も参加したので見通しが持てたので、スムーズな行動ができたのかもしれない。
〇心の支え方、タイミングが大切かなと感じた。
〇相談員をしている。普段は成人の方が多い。学齢期の子どもとはあまり接していない。こういうところでの練習が、大人になったときにいかされるのではないかと感じた。
〇精神のしんどさをかかえる方を主に関わっている。サロン、日中の場を持っている。発達障がいの方もいる。若いときから取り組みをすることで成人でも活かされるのではないかと感じる。今のヤングサロンのメンバーは学齢期でいろんな行事を自分のペースで経験していない人ばかりではないかと思う。
〇青年期の方と関わることが多い。学齢期の方も担当している。通常学級のかた。折り合いに時間がかかる。心の揺れから折り合いをつけていく過程が大切。寄り添う距離が大切。やりとりで折り合いをつけて行けるのだなあ。じゃんけん、背の順など意見を言える子、じゃんけんの内容がやっとわかったという子がいた。参加しているが理解のタイミングがずれている。日常生活でもずれがあり、しんどいのではないかと感じた。
〇学校の中では、置いて行かれることもあるのだろうと思う。
〇この活動では、子どものスキルアップというだけでなく、こういう見方をすれば良いのだなあ、とこちらが気付かせてもらっている。



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Posted by 滋賀LD教育研究会(S.E.N.S.の会滋賀支部会) at 11:03 │ チャレンジクラブ